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メモ ヘテロトピア=異他なる空間

  新たな白井晟一論へのツールとしての「ヘテロトピア」

 

「言語空間であれ現実の空間であれ、広く自明のものとされている共通の修辞的基盤や統語的基盤、あるいは空間を成立させる整序性に、ヘテロトピアは亀裂を入れ、その範例的な序列を突き崩し、統辞法をもつれさせ、混乱させる機能をもっている点だ。

 その意味でヘテロトピアとは、「社会の制度そのものの中で構成された反=場所」ということができる。みずからが属する文化の内側に見いだしうる現実の場所を、同時に表象し=異議を申し立て=反転する、そのような空間である。それは社会制度や文化の内部にありながら外部性を包含し、他のあらゆる場所から絶対的に異他なる空間として生成されるのだ。

 さしあたりヘテロトピアを以上のように定義するとき、「異他なる空間」(ヘテロトピア)に向かおうとする力学は、テクノクラシーによって構成された言語・社会・空間システムに不安を与えるものにならざるをえない。(後略)」  

 

 

  立教大学公開シンポジウム「〈異他なる空間(ヘテロトピア)〉へ」における林みどり氏のシンポジウム趣旨からの抜粋

 

 

 

16:59 | 白井磨パーソナルブログ 「柊心居にて」 | comments(0) | trackbacks(0)
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